光と音の好好好

愛しいものに光を

スリランカ6日目 後編 コロンボ

自分の本当の気持ちと、自分自身を少し見つめることができてからはよかった。

 

やっとコロンボへ到着。今日はここまで安宿で頑張ってきた自分へのご褒美としてちゃんとしたホテルに泊まった。綺麗でアクセスもよくてかなりよかった。

 

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スリランカで有名な建築家ジェフリーバワの設計したカフェにも行った。ひたすら歩いて歩いて歩いて街の人たちを見た。楽しかった。

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並木道の木がすごいし、学生たちはみんなサリーとか着ているけど今時の若者っぽい雰囲気が伝わってくるのもよい。

 

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ミャンマー人はがりがりだったが、スリランカ人は女の人もたいていお腹が出ているところとかも面白い。スリランカに全く関係ない、むしろかなりミスマッチなglobeとかバクチクなんかの邦楽を聴きながらただひたすら歩くのが楽しかった。かなり心が回復した。あとコロンボトゥクトゥクはメーター付きが多いところもよい。

 

夜は予約していたアーユルヴェーダのスパセイロンへ。ラグジュアリー路線で値段もまあ高めなのにクオリティは最悪だった。寒い部屋で施術者の手もかなり冷たく、なんかの罰ゲームみたいだった。でもそもそも期待してなかったしよい。こんなもんだな、という感じ。

明日はいよいよアーユルヴェーダの宿に泊まるが期待はほどほどに、今ある幸せを噛み締めながら寝た。

スリランカ5日目 キャンディ

地獄のような夜から朝を迎え、キャンディへ向かう。

朝この宿には新しいチャリがどこからか調達されていた。こういうのでどんどん不機嫌になっていく。私がボロチャリに払った金額と同じ金額で、この綺麗なチャリに乗れる人が居るんですよねー?とどんどん卑屈になっていく。

 

もちろん、嫌い!なんだが、全面的に否定する気にもなれない。結局は全部選んだ自分が悪い、そうやって自分を否定して暗い気持ちになってくる。

でも不機嫌なままで居たって世界は暗くなるだけだから、朝スタートの時は体調が悪くてもハッピーを振りまいて自ら最高を勝ち得ようと努力はしていた。

 

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キャンディはポロンナルワからコロンボまで移動するのは遠すぎるので途中休憩地点ということで一泊することに決めた。スリランカではコロンボに次ぐ都市とのことで、そもそもコロンボにすら足を踏み入れていないがやっと都会に行けるということで気分はだいぶよくなっていた。想像していた都会とはだいぶ違っていたが、私が今まで見たスリランカの中で一番文明度が高く感じられた。銀行もあるし、パン屋もある。薄暗いショッピングモールもあった。あとピザハットもあったな!

 

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これはバスの道中に見つけたバーガーハット。不敵な笑みを浮かべる店員の顔がよい。

 

そしてゲストハウス(という名の民家)ではなくやっとホステルに泊まることができた。いつもならドミトリーの二段ベッドで他人と寝ることや風呂トイレ共同であることなんてストレスでしかなかったが、むしろそれが有り難くすら感じられた。

やっと、やっとだ、、、という感じ。久しぶりにインターネットがまともに使えた。

 

食事が喉を通るようになった。

本当はスパイスじゃないものを食べて胃をいたわりたいが、そんな店はないのでカレー。スリランカは魚のカレーが美味しい。

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でも知り合ったカナダ人はキャンディもコロンボもうんざりらしく、東の方にある海沿いの田舎へ行くと言っていた。私とは真逆だ。

 

 

この旅で本当に実感したことがひとつある。

そもそもミャンマースリランカへ行くことは、中国買い付け旅のついでだった。中国から格安で行ける、まだ行ったことがなくてちょっときになる国、、そんな感じでセレクトした。

実際、最近ミャンマー料理を食べに行ったりミャンマー音楽に触れる機会があって本当にミャンマーが気になっていたし、スリランカもカレー美味しいしアーユルヴェーダがあるしで行ってみたい国のひとつだったのだが、なんせ思い立ってから行動に移すのが早すぎた。

中国渡航当日に航空券を買ったのである。だから全然その国のことも調べないまま、自分がその国に行って何をしたいか何を見たいかも具体的に考えないまま、まあそれぞれ一週間ぐらいありゃいいっしょ?ぐらいの感じで決めた。

一応ミャンマーではミャンマーのカセットとCDを買いたいという目的、スリランカではスリランカの料理を習って、アーユルヴェーダを受けたいという目的があった。でもそれってやろうと思えば1日でできるんだよね。

だから残りの日をなんとかするために遺跡に行ったり所謂観光スポットを巡ることにしてしまった。本当にこれが間違いだった。もう35カ国行って、遺跡とか城なんて死ぬほど見てきた。しかも毎回いろいろ海外へ行って自分が興味を持つことってそういう観光名所なんかじゃなくて、普通の人の暮らしなんだよね。都会の人の暮らしも田舎の人の暮らしもよい。だから今回、自分は惹かれないけどみんながおすすめするからって理由で、自分の心なんか蔑ろにしていろいろ遺跡へ行ったり寺へ行ったりした。

それはそれで完全につまらなかったわけではなかったが、やっぱり疲れた。

 

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たとえば細かいけれどこういうところ。虫除けか魔除けかしらんが、こういう発見が私にとっては大切。

 

こんな簡単なことも27になってわからないの?って思われるかもしれないが、まだどこかで、みんなが良いと思うものを私も良いと言えるようになりたいなんて思っちゃっていた。

 

だってみんなが良いと思えるものを良いと思えるってことはそれだけ共感し合える人達の母数が大きいということであり、その分わかりあえる友達が多くなる可能性があるということだ。

 

だからずっとそうでありたいと少しの希望を胸に抱き続けて生きてきた気がするのだけど、今回の旅で私はこういったものから完璧ではないけれども決別できたんじゃないかなと思う。自分にとっては痛みを伴うものであったが、これが自分をよりよくするためのものであると信じたい。

 

 

どんどんどんどん失速していったこの旅ブログを見守ってくれた人にはごめんなさいと有難うを本当に伝えたいです。

 

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キャンディ行きのバスで配られた神様シール。多分ドネーション的なニュアンスだと思う。共感できる人はお金払ってこのシールを貰ってください、いらない人はこのシールを返してくださいというようなことが書いてありそうな紙を渡され、必要がない人の分だけ回収していった。一度渡したものを返してもらう手間、、、

しかしこのシールは仏教ヒンドゥー教が一度に楽しめるお得さが良い!

 

スリランカ4日目 ガッツがあります?

朝宿を出て、歩いて遺跡 シーギリヤロックへ向かう。

わざわざこんな藪の中の宿に泊まったのには一応理由があった。(藪の中だと知っていれば泊まらなかったが)それは、シーギリヤロックからかろうじて歩いていける距離だったからだ。

 

だが、実際にはシーギリヤロックの入り口からはかなり遠く、私が歩いて入ろうとしたところは駐車場出口の方だった。あーここから入り口まで歩くのか。暑いしなんもないし辛いなー誰か無料でバイクの後ろにでも乗っけてくれないかなーと思ったらオネエ系の日本語ガイドが現れた。まあガイド要りませんかー?っていう営業のためにバイクに乗せてくれたわけだが、かなり助かった。彼はちゃんとしたガイドだと思う。だがそもそもシーギリヤロックの入場に五千円ぐらいかかるのに更にガイドなんて付けられない。丁重にお断りさせてもらった。

 

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シーギリヤロックは岩山の頂上にそびえ立つ城跡を目指して千段以上の階段を登っていくのだが多分100段ぐらいでもう息が上がってしまい足もがくがくしてかなりきつかった。(ダサい)しかもあるポイントに大きい蜂の巣があって刺される人もいるらしく、なんでこんなとこ来てしまったんだ感がやばかった。

 

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まあ登った感想としては、確かにそびえ立つ岩山から周りが見渡せて素晴らしいのかもしれないが、私はバスを二回乗り継いで、藪に泊まって、入場に五千円払って、炎天下石段を登り続け、鉢の襲来に怯えてまで見てよかったとは素直に言えないなという感じだった。

 

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(だが、後から写真で見返すと結構いいね)

 

そしてシーギリヤからスリランカの古都ポロンナルワへ行くことに。これも別に心が踊ったわけでもなかったが、ここシーギリヤからまあ近い距離であることと、遺跡群をチャリで周れるということで選んだ。タクシーとかトゥクトゥクチャーターで遺跡を巡るのではなく、自力で見て周れるというのがよい。

 

シーギリヤからダンブッラまでのバスはどこから乗れば良いのか人に聞くと、そこらへんで待ってれば来るよとのこと。かなりアバウト、、まあそんなもんなんだろうなと思い待ってるとちゃんとバスは私を見つけて止まってくれた。

ダンブッラからポロンナルワまでの乗り継ぎも上手くいき、ポロンナルワから宿まではトゥクトゥクに乗った。トゥクトゥクの運転手はチャリだとかなり大変だからトゥクトゥクチャーターして周った方がいいと仕切りに営業してきたが、それじゃあここまで来た意味がないので断った。宿は街の中心地(街といっても本当に何もない)から2kmぐらいの距離でまあ遠いけど歩けなくはないしここで自転車も借りれるみたいだし値段との折り合いもついたのでここに決めた。部屋の雰囲気もまあよかった。

 

しかしオーナーが留守で、英語が全く通じない決定権のないハウスキーパーしかいなかった。これじゃあ自転車も借りられない。今日中に遺跡を周らないとスケジュールが崩れてしまうし、もう2時過ぎだったので途中で日が暮れてしまってはまずい。いつオーナーが帰って来るか聞いても、自転車借りていいか聞いても意思疎通ができず、こんなことならトゥクトゥクチャーターすればよかった、、、と大後悔がはじまる。とりあえず何もない田んぼ道を歩いて他の宿で自転車を借りれないか見てまわろうとしたがそれらしき宿は見つけられなかった。諦めてただ宿で座ってオーナーが帰って来るのを待つことに。んでやっとオーナーが帰ってきたのだが、ハウスキーパーが通した部屋は私の部屋ではなかったらしく、倉庫を改装したとしか思えない日当たりの悪い最悪な部屋に変更させられた。自転車借りるのに待たされただけでもむかつくのに部屋まで変えられるとは、、、まだ、最初からこの部屋に通されてればよかったのだけど。

もうどんどんどんどん不満が募っていき、それが私にとってはスリランカという国、そしてスリランカ人という人種に対しての不満になっていった。

 

借りたチャリもあまり空気が入ってなくてカゴが壊れているようなクズ同然のチャリで、これで15kmぐらい走るのキツイなーなんて泣き言を言う暇もなくさっさと出発。

はあ、ガイドですか、要りません。はあ入場料五千円、博物館ただです、素通りで抜けてみんなに早いと驚かれる。もうこのときかなり不機嫌。しかも朝っぱらからシーギリヤロック登ってのこれ、元々体調はよくないし疲れもある。遺跡をいろいろ周ってても、またさっきガイドの営業してきたやつがいて、どうせお前はあそこに隠れてた遺跡は見てないみたいな嫌味言ってくるし。どうしたらそんな人を嫌な気持ちにさせられるの?まじで信じられない。多分その遺跡は見たと思うけどね。

 

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これのことじゃないか?

 

なんの修行かわかんないけどとりあえず点在する遺跡をボロチャリ漕いでこなしていき、スリランカ人も驚きのスピードで終わらせた。(自分では急いだつもりは特にない)

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どの遺跡も殆ど人がおらず、こわいけど独り占めできたのはよかった。

 

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写真が下手くそすぎるが、この首のない大きい立像もかっこよかった。これは結構感動した

 

やはりこの強行スケジュールにしてよかったと納得。私は他人よりこういうのを見て納得したりするスピードが早いし、移動も早いと思う。

(これがいいとか悪いとかはないし自慢でもなくただの事実だ。)

 

この日、たぶん私は熱中症だったんじゃないかとら思う。頭が痛く、身体が火照り、食欲はなく、涼しいところにいても汗ばみ、全然トイレに行っていないのに何本もペットボトルの水を買って飲み干していた。

 

晩御飯を食べる元気も食欲もなく、この悲しい小屋に50匹以上たかっていた蚊や蚊の亜種のようなものたち、カエルに怯えながら一晩を過ごした。

 

(補足だが、個人的にはアジアの遺跡だったらカンボジアのベンメリア、インドのエローラとアジャンタがおすすめです!)

 

 

 

 

 

スリランカ3日目 遺跡へ行くか行かないか

ミャンマーの時もかなり迷った結果郊外までバスで移動して遺跡を見に行ったのだが、スリランカでもわざわざそれをする必要があるのか決めかねていた。
 
スリランカ と画像検索すると巨大な岩の写真ばかりが出てくるのだが、これがスリランカ最大の見どころ、シーギリヤロックというものだ。
かつて王の息子が父を殺して王座に就き、この巨岩の上に自分の城を建立したというエピソードがあるが、それより前からここは僧侶たちの修行場だったらしい。
 
遺跡、全然興味ないんだよねーー。しかもニゴンボからトータル六時間ぐらいかかるしバスも二回乗り継がなきゃいけない。更には入場料で五千円ぐらいとられる。大変な思いをして行って、大金払う価値はあるのか、、、?
でもスリランカに来てシーギリヤロック見なかったら何しに行ったの?とか言われないか、、、?
そんな感じで迷っていたら、ゲストハウスに来た日本人女性二人組(スリランカが気に入りすぎて延泊を決めたらしい)はシーギリヤロックが一番感動したと言っているじゃないか!
まあそこまで言うなら行ってみよう。千段以上あるキツイ階段登ってみようと決心。めんどくさそうなことは最初にやっておきたいので、
シーギリヤ泊→ポロンナルワ泊→キャンディ泊→コロンボ戻りというスケジュールを組んだ。
 この旅、結構たくさん時間があった筈なのに一度も連泊できなかった。毎日移動、毎日どんな汚い宿なのか、移動で騙されやしないか、常に明日が不安、過度のストレス、、、

午前中はゲストハウスで料理教室を頼んでおいた。
チキンカレー、カボチャカレー、ダルカレー、ポルサンボルの計4種類を教わった。スリランカ料理はインドカレーより油も少なめ、スパイスも少なめに感じたが風味はしっかりして自分がつくったものもとても美味しくできた。
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生のカレーリーフとランペを使うところもかなりポイントだと思う。普段日本で使っているドライのカレーリーフじゃ全然ちがう。日本では沖縄あたりでしか栽培されていないようなので、日本のカレーやさんは沖縄から取り寄せて冷凍して使っているか、プランターで育てている人もいるようだ。

そして息つく暇もなく遺跡の街まで移動だ。首都コロンボからは直通バスが出ているという情報を何かで見たが、ここニゴンボからシーギリヤまで行くにはニゴンボ→クルネーガラ→ダンブッラ→シーギリヤ とバスを2回乗り継がなければならない。そもそも私の持っていたガイドブックはバスの乗り場や乗り継ぎ方などが全く記載されておらず使い物にならなかったのだが、宿においてあったちょっと古い地球の歩き方を譲っていただくことができて助かった。筈なのに、こちらもバスの情報がかなり曖昧だった。乗ってみてわかったのだが、まともな乗り場や時刻表なんて全くないのである。バスには運転手と料金徴収係が乗り込んでおり、徴収係がひたすら行き先を連呼している。それを聞き分けて乗り込むか、自分の行きたい行き先を呪文のように色んな人に唱え続ければ目的のバスに乗り込むことができる。バスはメジャーな行き先であれば結構本数も多い。

 

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ネゴンボ→クルネーガラ→ダンブッラまでは順調に乗り継ぐことができた。

しかしダンブッラに着く頃にはもう日が暮れており、しかもバス停もかなり曖昧な雰囲気で、バスに乗れない雰囲気がする。
そしたらトゥクトゥクの運転手が話しかけてきて、もう次のバスは一時間半以上こないぞ、とか、ここは蚊が多くてこの前も3人死んだから危ないぞ、とか夜になると酔っ払いがたくさん出てきて危ないぞ、とか人の不安を煽るようなことばかり言ってくる。本当はこんなやつのトゥクトゥクなんか乗りたくなかったけど、協定を結んでいるのか?こいつより安い値段を言ってくるやつはいなくて諦めた。

まずこいつとの出会いがスリランカ嫌いに繋がったよね。乗り込むと俺には日本人の友達がいて〜 
ああ始まったよ、って感じ。頼むから私にその日本人の友達がいて名前がだれだれでこれが写真でこのお礼のハガキを見てくれってやるのやめてほしい。今回何回やられたかな?忘れたけど、本当にこれ嫌い。むしろ信用できなくなる。

で、テンションだだ下がって宿に到着。宿は完全に藪の中みたいなところにある掘っ建て小屋みたいな感じのところでwifiも全然使えず、周りには何にもなく、遠くまできちまったなーという感じ。開放感があればまだいいのだけど何せ藪だからね。

 

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明るいと結構いいかんじだな


んでここの宿のオヤジに今後の旅程を聞かれ、明日はここシーギリヤ→ダンブッラ→ポロンナルワ、明後日はポロンナルワ→ダンブッラ→キャンディだと伝えるとそれは時間がかかって遠いから無理だ、またうちに戻ってきて泊まった方がいいとかほざきやがる。もうやめてくれよ、、、どう考えてもこの何もないクソ田舎に戻る方が無理な旅程だろ、、更にスリランカ人が嫌いになる。

んで翌朝もこの宿をチェックアウトするときにこの宿のおばさんが、「ブッキングドットコムにいいレビューかいてね」だってさ、、、
ふざけんなよって感じ。ぜーんぶ悪気はないんだろうが、私にとってはかなり無理なんだよね。馬が合わないってやつです。
まあそんなこんなで、スリランカきっついなーと思い始めてしまった。

 

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朝ごはんのフルーツ盛り合わせはよかった

 

スリランカ7日目 決められた星

スリランカ2日目の日に泊まったゲストハウス、マンゴーハウスのカウンダさんと合流。

今日は東洋占星術を受けて自分の身に付けるべき石を判定してもらうのだ。
スリランカは結婚も占いで決める。東洋占星術は一度鑑定してもらえれば人生の大まかな流れがわかるのでお得だ。ジュエリーショップでやるので気に入ったものがあればアクセサリーも買う気で挑んだ。

 

西洋占星術は太陽(垂直)の位置から星座を割り出すので私は蟹座だが、東洋占星術だと水平線上にある星座で占うらしい。(意訳)あらかじめ生まれた場所、生年月日出生時間を伝えてあった。それによると私は天秤座だそうだ。


まあ半分くらい自分自身の占いと合致、残りの半分はピンとこなかったことと当たってほしくないようなことだった。ていうか7割ぐらいはよくわかんなかったかな?まあ占い自体に興味があるので勉強にはなった。

 

ジュエリーは好みのものがなく、占いで判定された私が持つと良い石はホワイトサファイア、イエローサファイア、ルビーだった。(それぞれ付ける手の左右の指示、時期の指定もあるが割愛)
ルビーは持っているし、イエローサファイアとホワイトサファイアはちょっときらきらしすぎているなーということでナワラトゥナがないか聞いてみると出してもらえた。

 

ナワラトゥナはスリランカのお守りみたいなもので、パール、ルビー、エメラルド、ブルーサファイア、サンゴ、キャッツアイ、ダイヤモンド、シナモンストーン、イエローサファイアという計9つの石を身につけることで自分の生まれもった運勢を変えることができるとされているものだ。

 

これもこの店にあるデザインは私好みではなかったのでオーダーするといくらになるかを尋ねた。

 

まあ高くでできないんだろうなと最初から諦めていたのだが、9つの石と加工費込みでまさかの一万円程度だった。しかも明日には出来るという!石の大きさで値段は高くなるが、私はさりげないくらいがよかったので一番小さいものを選んだ。

 

とはいえ、急に9つの石を用いてデザイン考えろって言われたって難しくない?でも明日もうフライトだから無理にでも今考えなきゃいけない。ネットが繋がればデザインをパクったりできたと思うが店のwifiは脆弱すぎて使えなかった。9つの石を使う時点でシンプルにはならないから、なるべくデザインはシンプルを心がけて5分で考えた案を提出。明日また取りに行く約束をして店を後にした。めっちゃ手汗かいた。もうわけわかんない。

 

実は書いていなかったがこの旅で既にジュエリーは入手しており3つ目だ。もちろん日本で買うよりかなり安い!めっちゃ貧乏旅だったが使うところには使ってたんですよふふふふ

 


そしてこの店に向かう道中、カウンダさんにスリランカの結婚や恋愛事情を聞けたのが面白かった。

 

スリランカは婚前交渉なし。結婚を占いで決めるのは仏教徒らしい。付き合っている時のデートは公園とか映画館とか必ず外で、こっそり会うって感じ。手を繋いだりキスぐらいはするらしい。でも処女じゃない女性は結婚できないのでそこは頑なに守るらしい。大抵は学生時代から何年も付き合った後、男性が女性の家に行き、家族と会って親公認のカップルになったら彼女の家に出入りできるようになるらしい。早ければ女性は20ぐらいで結婚するが、年の差婚も全然あるようだ。


結婚する前はもちろんデートしかしていないわけで、結婚したらそりゃー問題は色々出てくるようだが基本的に離婚は殆どない。そういうわけで、男も女も結婚する気がないのにただ付き合うとかはありえないらしい。結婚する気がないならお別れしましょう、それが当たり前のようだ。

 

私は自由恋愛って素晴らしいと思っていて、自分自身かなり若い頃から恋愛観は変わっていなかった。結婚したら何十年もその人と一緒にいなきゃいけないし子供も育てなきゃいけなくなるわけだし、29歳までは色んな人と付き合ったり色んな場所に行ったり遊びまくりたい。早く結婚するなんて死んでもありえない!と思っていた。


でもまあ、今自分が28歳になろうとしていて予定していた29歳という数字が近づいてきてある程度人生経験を積んで落ち着いたというのもあるのかもしれないが、お見合い結婚とかでその人と一生添い遂げるっていう縛りがあるのも面白いのかもしれないとも思った。


東洋占星術の考え方もそうなんだけど、生まれた時誰もが平等じゃなくて、人それぞれ決められた運命がある。それを踏まえた上で自分にとってのよい人生を送るようにするためにはどうしたらいいか考えるっていう感じ。

いや、どうなんだろ、夢見てる人も好きかも。これは考えると長くなりそうだからやっぱりやめ!


今日泊まるホテルはアーユルヴェーダの老舗で、コロンボから車で一時間以上かかるような何もない、ただ海がある! そんな場所に位置している。
普通は1週間以上かけて不調を整えていくのだが、そんな余裕はないので一日だけかじることにした。ヨガとアーユルヴェーダと三食つきで13000円。アリでしょ!


夜のヨガに参加したときもまだスリランカ人がむかつくことや、ヨガから想起されて過去にむかついて今でも許せないことなども思い出し、占いやカウンダさんに言われたことも混ざって頭の中でぐるぐるしていた。

何かを得るために何かを犠牲にすることに慣れてしまっていたけれど、そうじゃないのかもなーと思い始める。もっと前面に自分の欲しいものだけ、自分の許せるものだけを享受していく方法を考えるのもアリなのかもしれない。とりあえず今の生活をしていたままじゃ、ここに来ている人たちみたいに、アーユルヴェーダのホテルに二週間泊まるなんてできないんだろうなとも思った。

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夜ご飯はビュッフェ形式だったが色んな種類のサラダやカレーがあって私にとってはとてもよかった。日本人の女性がいたので一緒にスリランカ最後の夜ご飯を食べることもできた。彼女は重い病気でもう何回もスリランカにきてアーユルヴェーダを受けているらしい。ここは私みたいなのが来るところじゃないのかもなーなんてのも思ったり、そんな何回も来られるぐらい金を稼げるような環境にいくこともよいのかもなと思ったり。


神様はいつも応援してくれるから、頑張る私をバックアップしてくれるけど、自分で人生は決められるしこのままでも大丈夫だけど、それを捨てたとき、もっと良い選択肢が現れるのだとしたら、、、、?なんてね。

スリランカ7日目 番外編 お前、死刑!!

ひどすぎる!
最後の最後に騙された。

 

最後に泊まるホテルはわざわざ辺鄙なところまで来てよかったって思えるぐらい良いところで、街の雰囲気も気持ちよくて最高の気分でアイスなんか買っちゃって周辺を散策していた。

 

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2週間ぶりにバスタブに入れた、、、

 

結構歩いたのでそろそろホテルに戻ろうと思って海沿いの道に出ようとしたらおっさんに声をかけられた。(ちなみにこの国で出歩くと五分に一度くらいは話しかけられたり挨拶されたりするのでかなり疲れる。)

 

どこどこのホテルに行くのか?(聞かれた名前は失念)と聞かれてシッダレパだと答えたら、

わお!自分はシッダレパのホテルのコックで今夜7時からも夕食を作るんだと言うじゃないか。今そこにある自分の家にちょっと戻ろうとしてたところなんだ、妻も受付で働いていると言い、じゃあまた夜会えるねなんて別れようとした瞬間、今日そこのお寺でお祭りやってるよ!なんて言ってきた。


近くだと言うので、場所だけ教えてくれるのかと思いきやそっこーバスに乗りこもうとする。
いつもならバスに乗ろうとしたところで絶対に断るが、もう今夜が最後だし何か面白いことが起きるかもしれないし、とりあえずディナーの時間7時っていうのは合っていたしこいつに付いていくことにした。

 

すぐにバスが来てとび乗った形だったから、偶然タイミングよくバスがきてチョイ乗りするだけなのかと思いきやどこまでも降りる気配がない。全然近くないじゃん、遠いじゃんって言ったらあと3駅ぐらいだと言われ実際に降りた。少なくとも15分は乗っていたと思う。とりあえずこのバスの走っている道路は一番大きい道路で、帰りに何かあっても自力で戻って来られそうだとわかっていたから途中で降りなかったものの、普通だったらバスに一駅乗っただけで速攻降りる。私のバス代10ルピーはこいつが出してくれたが、もうこいつへの信用度はすでに2%ぐらいになっていた。だって普通仕込みとかある筈なのにこんな遠くまでこねーだろ。

(注:10ルピー8円ぐらいです。私は10円で考えてるけど)


降りたところにこじんまりとした白い寺があった。でもそこでは明らかに祭りなんてやっていないし、今朝プレジデントが来たとか言っているけどかなり怪しい。で、寺にいる人にシンハラ語と英語を交えて今日フェスティバルじゃないの?みたいなこと聞いてんのね。なんでフェスティバルだけ英語なん。みたいな。私にわかるようにやってんだよねコレ。もうかなり信用できない。なんかもう終わったみたいだとか言ってるけど、絶対今日やってさえいねーだろ!

 

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騙すために利用された可哀想なお寺


まあでも、まじで祭りは朝やってて、私に親切に教えようとしてくれてたのかもしれない。旅に出ると常に人を疑いまくっているので私もたまには人を信用したい。

寺の周りが結構栄えているので、ちょっとふらふらするかという話になり、スパイス買ったか?と言われる。絶対マージンもらうつもりだろ!!!だが、コックだからそういうこと言ってんのか?もしコックなら直々に良いスパイスの配合なんかを教えてくれるかもしれない、と思い色々質問してみるが、どうやら料理の知識が大してなさそうな雰囲気なのだ。スパイスは明日買おうと思い殆ど購入していなかったが、とりあえずむかつくので既に買ったと説明。

スパイスは買ったとしてもカレー粉も買ったか?なんて聞いてくる。コックがカレー粉つかうか?自分でミックスするから必要ないと言ったが、スパイス屋へ案内された。

でもそこは小綺麗なぼったくり店でもなくただ普通の汚い小さい商店といった雰囲気だった。まあカレー粉必要ないから断る。

 

んで私はこのままじゃむかつくからとりあえず生のカレーリーフとランペが欲しいと要求。市場まで連れてってくれた。市場じゃこいつのマージンも発生しねーだろう。カレーリーフ三束で60ルピー。適正価格だろう。

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最終日に買うつもりだったが宿で綺麗に洗えたので今日買っておいてよかった

 


そして何故か急に私の手をひっぱって洋服店に入ろうとする。気持ち悪いので手を振り払い、洋服店も即出た。

 

んで更に、ココナッツの酒買ってくか?と聞かれ普通に買う予定だったので店の人に値段を聞いてもらう。(こちらでは酒屋は牢屋みたいに格子がかけられており、店の中に入るのではなく窓口の店員にオーダーするのが普通だ)

ブラックニッカの一番小さいサイズのやつで900ルピーだと言われる。今まで購入していないのでそれが本当の価格かわからなかったがとりあえずどちらにせよ私にとっては高すぎたので買わないでおく。まじで私から金を引き出そうとしてくるのがむかついたのでホテルに置いてきたから全く持ってないで押し通した。

 


すると何が何でも自分にマージンの入るところで買い物をさせたかったのだろう。紅茶でも飲むか?コーラでも買うか?と聞かれたので水を持っているから必要ないと断る。てめーと一緒にお茶なんかしたくねーよ死ねじじい!!!

 

やっぱこいつ私を騙そうとしていたんだなとどんどん怒りが募る。まじでこんな遠くまで来て騙されて終わるのはむかつくので、私は目に入った生活雑貨屋で、ずっと欲しかった赤ん坊の変な人形とプラ容器を購入する。価格が明記されているし、こいつに連れてかれた店じゃないし、こいつもなんか不服そうな雰囲気がする。よし、これでとりあえず私は騙されてここまで来た自分に折り合いをつけた。

 

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自分にとって不要であるがかわいいので買った。もっと欲しい


で、私もこのままだと夜のヨガに遅れてしまうので戻りたいと伝え、バスターミナルへ行くとこのじじいはすぐさま近くの人に時間を聞いた。どうやら10分前に二本バスが行ってしまったようだ、次は一時間半後だとほざきやがる。

 

絶対そんなわけないことはわかっていたが、トゥクトゥクに乗ろうとトゥクトゥク乗り場までついていった。

なるほど、トゥクトゥク代ちょろまかすつもりか。これがダメならガイド料でも請求してくるんだようなーともう流れが見えている。

もうどうやって騙すのか見てやろうという気しか起きない。もしくはあわよくばトゥクトゥク代もこいつに出させてやろうと思っていた。

トゥクトゥクの運転手とごちゃごちゃ話したあと、この場所はだいたいホテルから10km程度離れたところだったのだが、1800ルピーだと言いやがる。しかも私が全部払うような雰囲気になっている。んなわけねーだろ!高すぎる。無理だと伝えるといくらなら払えるか聞いてくる。

100ルピーしか払う気ねーよばか!(因みに適正価格でも100ルピーは無理な距離)もう自分でバスに乗るからいい、と言ってバスが居そうなところへ行くとついてくるこいつ、

んでバス、全然いるじゃねーか!ふざけんなよまじで!!!!!!

 

もう怒りがマックスになる。私の最後のスリランカの夜になんでこのクソヤローはケチ付けようとしてくるんだ?まじで許せない。で、絶対言ってくると思ってたんだけど私にバス代出させようとしてくる。こいつとしては行きはこいつが私の分も払ったから帰りは私が払えとのことだが、行きのローカルバスよりこちらのバスの方が20ルピーぐらい高い。とりあえず行きのバス代10ルピーはこいつに返して、何を言われてもこいつの分は払わなかった。で、その後も私に話しかけてきて50ルピー寄越せと言ってくる。なんで50ルピー欲しかったのかはちょっとこいつがもごもごしてて何言ってるかわかんなかったのが残念だが、まあガイド料とかそんなんだろう。とにかくちょっとでも私から金をふんだくりたいんだなーという感じ。お前の言ってる意味がわかんねーよ絶対払わない!!!と強く言う。

悲しいおっさんだなまじで。この話のやばいところは10円20円を払う払わないって話をしているところなのだが、私は自分のプライドにかけてもこいつに一銭も払いたくなかったしこいつを損した気分にさせたかった。(しかしタクシーなどではこういう少ないお金で揉めて殺されている日本人もいるので皆様あまり気軽に真似しないでね)

 

こいつと出会ったところ(こいつの家があるところ)と私のホテルは2駅ぐらい離れていて、こいつも自分の家のところで降りると言っていたのでこいつが降りるぎりぎりのところで恨み言を言ってやろうと思った。いつもなら何かあったら危ないしむかついてもそんなことやらないのだが、せっかく私が気分良く散歩していたのを邪魔されたこと、最後の夜にケチをつけられたこと、そしてここがみんな乗っているバスで、こいつが丸腰であり、私も傘という武器だけでなく足元にでかい金属製の棒のようなものがあるのを確認できたので自分の怒りをぶちまけることにした。


まず、本当はシッダレパのコックなんかじゃないんだよな?お前は日本人の学生(と嘘をついた)を騙して楽しいか?私のスリランカ最後の夜にケチをつけやがって、お前のせいでまじでスリランカが大嫌いになったよ!ぐらいは言ってやろうと思い、こいつが降りるバス停がくるのを今か今かとグーグマップで辿りながら待っていた。


で、そろそろだと振り返ったらこいつ、既に居なくなってた、、、、

拍子抜けである。腹が立ちすぎていたのと、自分やばいですアピールをするためにずっと日本語でふざけんなちくしょー!まじで絶対こいつゆるさねえ!呪ってやる、、とぶつぶつ呟いていたのが効いたのかもしれない。にしても黙って降りてんじゃねーよだせーじじいだな!

 

 

てゆかまあそんなこと危ないししなくて結果よかったんだと思えるけど、まじでむかついた。

こいつとその周りの家族がみんな苦しみながら死にますように!このおっさんは寺でも全神様にお参りしてる素ぶり見せてたけど、お寺を出しにして人を騙すやつなんか絶対地獄行きだからな!今私が決めた!お前!死刑!!やっぱりスリランカはリスペクトできねー!

 

実は今日、占いで「他人に嫌なことをされてもすぐに怒らずに、その人の状況を冷静に考えて落ち着きなさいと言われたが私はあいつのこと絶対ゆるさねえ!!

 

はい、そんな気分です。やっぱスリランカがくそだっていう私の違和感は間違っていなかった。

自分を取り巻く世界は自分の見方によって変わるものだよね?そんなこと知っているよ、でも信じた結果がこれ!

 

まあ当たり前なんだけど向こうから話しかけてくる奴は基本くそやろう!海外ではこれを肝に銘じましょうね!!!!まじで!

スリランカ6日目 前編

先ほどのブログを書いて即エイヤっと宿を飛び出し、史上最悪に重たくなったバックパックを背負ってコロンボ行きのバス乗り場まで歩く道中に信じられないぐらい気持ちが晴れやかになっており全てのものが愛おしく思えてきた。

 

一度執着をリリースしたのがよかったのかもしれない。

 

盲目の人がプラスチックのでんでん太鼓を売ったり、リコーダーでスリランカらしいピロピロした音楽を奏でているポイント、何故かやたら子供用のままごとグッズを大量に扱う店が何軒もあるエリア、何か一つのものだけを売り歩くひとがひたすらその売り物の名前を連呼し続ける感じ、必要ならトゥクトゥク乗って欲しいんだけど、私がバス停に向かってるって言うとバス停の場所を聞いてもないのに親切に教えてくれるおじさんたち、スリランカ人通りすがりに知り合いに遭遇しがち問題、見るからにツーリストの私をじっと見る眼差しは結構こわいんだけど、こちらが微笑むと必ず相手も微笑み返してくれるところ、当たり前でどうでもよくて何とも思ってなかったことが全て愛おしくって良いことだな、と思えるようになってしまった。
今まで聞こえていたけど私の体を通り抜けていた音がしっかりと私の体に入っていくようになったのを感じた。

 

今朝は5:30に起きてキャンディの名所、仏様の歯が祀られている仏歯寺というお寺へ向かった。
5:30、9:30、18:30にプージャー(お祈り)があるのだが9:30だと遅すぎるというのと、ガイドブックに早朝のお参りは入場料1500円が無料になると書かれていたこともあり貧乏暇無し(使い方違うぜ)わざわざ早起きして出向いた。


まあ無料になるっていうのは6割ぐらいしか期待していなかったのだが、案の定無料にならないとわかるとスリランカに対するむかつき度数が上がってしまった。


スリランカで出会ったカレー好きのヤスくんがスリランカの南東の方にあるお寺のプージャー動画を見せてくれたのだが、その音楽が呪術的でとてもかっこよくあわよくばそのようなプージャーが見れるのではと期待してわざわざお金を払って寺に行ったのだが、こちらのお祈りは平和的で太鼓とスォナン(チャルメラ)ドンピリヒャラリといったところであった。

 

隣接してヒンドゥーのサラスバティーを祀っているお寺があり、そちらもプージャーの最中だった。こちらはおじいさん一人がサラスバティーが持っているような輪っかになった鈴を鳴らしながら歌い続けておりまあよかった。

 

腹が立つ度に雨が降る。忘れると止む。そんな程度にしかこちらは雨が降っていないが、コロンボ近くの内陸部では洪水で50万人の人が避難を余儀なくされ、100人以上の人が亡くなっているとのことだ。


そういえば以前インドのバラナシへ行ったときも稀に見る大洪水が起きていて結構死人が出ており、ガンガー沿いのプージャーは全く見ることができず、私も深いドブのようなところを通らざるを得ないような状態だった。

 

もうこの旅も残すところあと2泊である。自分としてはやっとスリランカと向き合えるようになってきたので少ないと思うが仕方がない。


本当は鉄道に乗ってみたかったが本数が少なすぎて着く時間も遅かったので諦めた。コロンボ行きのバスがくるとおぼしき道路へいくと即コロンボ行きのバスがみつかる。


こちらは鉄道よりバスが主要な移動手段になっており、バスターミナルとかバス停は何も書かれていないし全然わからないのだが、行き先をいろんな人に呪文のように唱え続ければ必ずバスに乗れるし主要都市であれば殆ど待つこともなくバスが来る。バス乗り場や乗り方、時間などを事前に下調べしても大した情報は出てこないので何も考えず、ただバスに乗りたくなった時人にひたすら行き先を告げる、これがスリランカ移動の攻略方法だと思う。
因みに、最初に行き先を告げてさえいれば降りる時教えてくれるので、図太い人は安心して寝ていてもよい。料金をちょろまかされることもない。

 

後編につづく