光と音の好好好

愛しいものに光を

ガイドブック問題

今回、私の旅は中国→ミャンマー→マレーシア(トランジット)→スリランカという流れだが、中国は観光が目的ではなかったし特に問題ないのでもちろんガイドブックは必要ないし、マレーシアも半日滞在なのでネットの情報で充分だ。で、今までアルコやことりっぷといったふざけたガイドブックは必要な地図や詳しい情報が全然書いていないため避け、わがまま歩きか地球の歩き方を購入していた。わがまま歩きはカラーページ多めで情報量も多くて好きだが、カバーしている国が少ない。やはり地球の歩き方が一番世界を網羅している。だが、地球の歩き方は全然面白くない。旅が苦痛になる理由のうち4割程度があのくそつまらん本を読まなきゃいけないせいに感じる。見辛い小さいマップ、色の少なさ、どのページを見ても全く心が躍らない。ということで今回は自分の気分を上げるためにポップな旅行本で旅をしようと思ったのだ。

しかしミャンマーのガイドブックは地球の歩き方しかなかった。

スリランカはかろうじてアルコがあったので購入。ポップでにぎやかに並んだ雑貨のページや綺麗なスパホテルの写真を見るとやはりスリランカ行きのテンションは上がりまくる。

反対に、ほとんど2色刷りで興味のない遺跡ページだけカラーになっている地球の歩き方を読んでいるとミャンマーへのモチベーションはどんどん下がっていく。後で気がついたが、完全にこれのせいで私はミャンマーへのモチベーションが下がっていた。

自分が実際にミャンマーへ行ってみて、かなり見所があって興味深い文化があって面白いことがわかったのでもっとみんなが興味をもつようなガイドブックを作ってやりたいと思ったぐらいだ。(さすがに数ヶ月くらい住んでリサーチしなきゃ無理だけど)

 

んで、ミャンマー入りも果たしてある程度ミャンマーの情報も掴めてきたので、ある程度スリランカの宿を取ったり旅程を組もうとアルコを真剣に読もうとした結果、アルコは真剣に読むものではないことがわかった。

てかそんなのわかってたのに頭がお花畑になっていた。

まじでふざけんなという感じ。

 

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まあ言ってしまえば私もこの旅好き女子のぷちぼうけんだわな。多少枠からずれているにしても旅行に行っている以上旅好きではあるし、もう女子とは言えないかもしれないが女ではあるし、ガイドブックを購入している時点で大冒険ではないのでプチぼうけんと言えてしまうわな。

 

で、この本は帯でプチぼうけん”応援”ガイドを謳っているのに全然応援してくれていないところに腹を立てているのだよ。地球の歩き方社が作ってるんだからそのデータベース活かせよ!!

 

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これがコロンボ(首都)のメインマップである。なにこれ?別紙詳細が付いているわけでもなくまじでこれしかない。縮尺もないので距離間すら掴めない。

 

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どこかの都市に行く方法が、まさかの車での移動時間の表記のみ。こんなにスペース余ってるんだからバスと鉄道での乗り場と降り場もついでに書いてくれよ、、

旅好き女子ってタクシーチャーターする女のことなのか?ツアーで自由時間にちょっとどこか行く女のことなのか?

もちろん、私はタクシーチャーターもツアーに参加するお金もないので、ローカルバスや鉄道を使いたい。

 

そこで見つけたページがまさかのこれ!

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周りの人に確認してみて?!?!?!

ガイドブックがガイドしてない!!!!

最初の関門とか言っちゃってるのに、めちゃめちゃ不親切。

ターミナルは一体どこにあるんでしょうか、、、

 

この本がいうプチぼうけんっつうのはまじでツアーの自由行動時間とかでどこかに行く人のことを指しているんだろうな。

まさかここまで不親切だとは思っていなかったのでショックで頭がくらくらした。

 

でも昆明の空港泊で何かが吹っ切れた私はこんなことでめげたりしない。まじでこのアルコの言う通り、バス停はどこか周りの人に聞いて辿り着いてみせるし、アーユルヴェーダだって可能な限り受けまくってやるし、スリランカの料理教室にだって行ってやる。

お金は無いがスリランカでわくわくするようなことを沢山できるモデルケースを自分で築き上げてやると堅く心に誓ったのであった。