ミャンマー3日目 タナカに詳しくなる
バガン2日目の朝、昨日サンセットを見ることができなかったのでサンライズでリベンジを図ることに。
ネットで調べたところによるとバガンの日の出は5:30のようなので余裕ぶっこいて5:10頃宿を出た。しかし辺りはもう明るくなっており、サンライズで有名なパゴダに着いたころには日本人の女の子二人が帰って行くのが見えた。
まずい、間に合わなかったか?と不安になるも、(曇っていて日が既に出ているのか否かわからなかった)まだ日の出を待っている人たちがたくさん居たので信じて日の出を待つ。
するとGoogleは正しかった!雲で半分だけ隠れて出てきた太陽はめちゃめちゃ格好良かった。遺跡群というよりその奥の山々を見ていると心がどこか遠くにいってしまうような気持ちになった。
日の出をゆっくり堪能し、再度昼まで睡眠を取り集合。ベジフードを食べにスクーターを走らす。
パイナップルカレーを頼んだらまじで具がパイナップルしか入っておらず面食らったが美味しかった!
昼間は本当に暑くて遺跡巡りをするのは困難なため、タナカギャラリーへ行くことに。
タナカとはとある木の名前である。その木を水をまぶした石盤にこすりつけることで液体を捻出し、日焼け止めがわりに顔に塗りたくるのである。
しかし、人によって塗り方は多様で頬だけに塗っている人、おでこだけに塗っている人、それ意味あるの?っていうような点付けをしている人など様々である。
バガンに存在するミンナトゥ村の女の子は目の下にポイント付けしている
顔全体にタナカが塗りつけられた赤ちゃん
で、そのタナカの歴史やタナカの種類、分布などを展示したのがこのタナカギャラリーなのである!
全て同じに見えるが中にはレアタナカもあるらしい。
タナカギャラリーに来た目的は他にあり、実はここにはマッサージ施設が併設されているのだ。私はてっきりタナカを使ったマッサージをしてもらえるのかと思っていたが、普通にタイ古式マッサージのようなスタイルだった。
全身マッサージ一時間半で1300円。安い!これはバガンで暑すぎる昼間を上手く利用するのに最適なアクティビティだと思う。施設も綺麗でおすすめだ。
そして私は今夜夜行バスでインレー湖へ向かうので、最後に見ておきたいパゴダを巡ることに。ミンナトゥ村の近くにあるパゴダを見に行く道中らミンナトゥ村の住人に声をかけられ急遽ミンナトゥ村ガイドツアーをしてもらうことに。いくら払えばいいか聞くと任せるって感じだった。インド人のタクシーにas you likeなんて言われた日にゃー絶対信用しちゃいけないが、ミャンマー人に言われた時は信じてよい。謙虚だなーと感心しておればよいのだ。
ミンナトゥ村は100世帯が暮らしており、トータル300人ぐらい住んでいるらしい。
写真を見てもらえればわかる通り、かなりワイルドな暮らしぶりだ。
風通しがよすぎる寝室
開放的すぎるシャワールーム
夕飯の準備をしているおばさん
ここで葉巻を作っていて一本50円だったので5本も買ってしまった。
サグいおばあさん
一通り見せてもらい、雷も鳴っていたので急ぎ足で村を後にした。そして一通り渋い系のパゴダを見て周り、別の場所へ移動するも道を間違えて尋常じゃないけもの道を通る羽目になってしまった。何度も沼のように深くぬかるんだ道を通らなければならず、昨夜はスクーターを乗りこなせてるなんて調子に乗っていたがこの時ばかりはかなり挫けそうになった。一人だったら半泣きだったな絶対。
そんなこんなでどんどん青春の1ページが私の心に綴られていき、とうとう夜行バス出発の時間に。
最後に屋台の麺を食べて、サムとはお別れした。
サムは、境遇や元々の性格などは全然違う筈なのにやたら気が合って八曜日も一緒だったし、(ミャンマーの暦で八曜日という考え方があり、生まれた曜日で占いなどをする)一緒にいて終始楽しかった。また東京へ帰った時に会うことを約束した。