光と音の好好好

愛しいものに光を

ミャンマー4日目 ボートツアー

朝3時頃、インレー湖周辺のバスターミナルで降ろされた。

 

ミャンマーはそんなに治安が悪くないし、この頃には色々と開き直っていて、まあ野宿もアリかななんて思っていたのだが、ここらへんは閑静な住宅街という感じで路上で寝ている人も夜中も開いているようなお店もない。かなりご立派なおうちばかりで野宿は寂しさがやばそうだ。もったいないけど適当な宿で泊まるか、、、

ということで、地球の歩き方のページをめくり一番安そうだった宿の名前をトゥクトゥクに告げてたどり着いたのがソングオブトラベル。

ここは14時チェックイン前に着いてしまった人のために5ドルで部屋を貸し出ししていた。しかもロビーもドミもかなり綺麗。本当ならこのまま寝たかったが、ロビーにあと一時間で出発予定のインレー湖ツアーの案内があり、申し込む。これでひとまずボートをチャーターする必要がなくなる!15ドル。

1時間ひたすらネットサーフィンで現実逃避をし、ロビーへ行くとどうやらボートツアーの参加者は私一人のようだった。

すると現れる一人の西洋人、彼女もツアーに参加することに。それにしても、客一人でもツアーを決行してくれようとしていたこの宿はすごいと思う。

この宿がアレンジしているオリジナルツアーが他にもあるようで、ロビーには1週間の日替わりツアーメニューが書かれていた。

こんな素晴らしい宿があるならインレー湖に一泊してもよかったなと思ったので、ここはミャンマーへ行く人はかなりおすすめしたい。自転車も借りれる。

 

今日のボートツアーの予定はこんな感じだ。

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朝5時から夕方4時頃までのコースで15ドル。お安い!

ただ、一番の目的だったマーケットはこの日は近くでないということでいけなかった。

インレー湖のマーケット(五日市)は色んな民族の人たちが物を売りに来るので色んな民族衣装が見れるらしい。これを見にわざわざインレー湖まで来たのだが、まじで悔しい、、

 

まずは日の出まで湖上でチル。

片足で立って魚を捕る漁師たちがたくさんいる。が、これはパフォーマー的な感じで、現在はこのような方法で魚は獲っていないらしい。観光客用にこうやってポーズを取ってお金を稼いでいる人々なのだが、今は閑散期で全然観光客がいない。普通に可哀想だし私はこのパフォーマンスはすごいと思ったので写真を撮ってチップを多めにあげた。(我ながら大人になったと思う)

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コーヒー、紅茶、ミルクが混ざった香港のユンヨンチャーのようなものを飲みながら日の出を見る最高の時間

 

そこからボートでひたすら湖上にある村々やファクトリーをまわった。まだあるの?!ってぐらいたくさん見たが、どれもそれぞれ個性があるので飽きない。

 

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村ごとに家の個性がある

 

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 建て売り住宅っぽいゾーン

 

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 昨日も葉巻を購入したが、こちらでも葉巻を購入。葉巻作り体験もさせてもらえた。

 

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葉巻はスイートとノンスイートがあり、それぞれ色んなスパイスをブレンドして作っている

 

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お昼は民家でご飯を食べ、まさかの昼寝。

 

んでカヌーを漕いだり橋を渡ったり書ききれないぐらいたくさんの体験をした。

 

ボートだとエンジンで動いているのでスピードは速いし、エンジン音がうるさいのだが、カヌーだと手漕ぎで静かだし、何より水面との距離が近いのがよい。湖上と一体化しているような錯覚に陥った。

 

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首長族の人がいたのだが、首だけじゃなくて足と手首にも巻き巻きしてるのね。美意識かなり高くない?まじでパンクだと思う。成人越えると10kgぐらいのリングを首に着けるらしい。私のバックパックと同じ重さじゃん!

次にミャンマーへ行く機会があったら、もっと攻めて民族がいるところに行きたい。でもそれには車をチャーターせないかんだろうから誰か希望者、求む。

 

そんなこんなでフランス人のメラニーと二人でボートツアーを楽しんだ。

実は私、この旅で出会う人には何かしらの意味があるんだろうなーと旅に出る前から思っていて、(なんか誤解されたくないが、毎回こうは思わないし、旅・出会い みたいな価値観は嫌いである)今まで出会った日本人がみんな同い年だったり、中国で出会った人たちも日本の映画フリークだったりミュージシャンだったりすごいいい感じだった。で、彼女は私と何の共通点があるんだろうなー?って楽しみにしていたんだけど、まさか自分の好きな人と同じ会社で働いているというオチだった。

 

んで再び夜行バスで移動するちょっとの間、ホステルの周りを散策。インレー湖周辺の街もなんか穏やかで素敵。

街のスピーカーからタンジィンが聞こえてくるの。私個人としてはヤンゴンよりバガンよりインレー湖が好きだった。ホステルで自転車も借りれるし、本当にみんなインレー湖に行ってほしい。

 

んで夜行バスでヤンゴンまで移動。夜行バスが到着するバスターミナルからダウンタウンが遠いので、誰かタクシーをシェアする人を募っていたらまたもや同い年の韓国人と仲良くなった。調子に乗ってこの前ポンチャックを聞きに韓国へ行った話をしたら全然ノってくれなかった。もうこういう話を誰にでもするのはやめようと思う!そうだよね、外国人に日本の演歌好きですって言われてもみんな何て返せばいいかわかんない、みたいな感じだよね?私は素敵だと思うけど。まあいいや

 

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今回のJJバスは途中食堂での夕食付き。このオレンジの蓋の中に入っていた漬物がキムチに似ていると感じたので彼に聞いたら似ていると同意を得られた!

 

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JJバス恒例、トイレ休憩のあとに出される梅味の何か