光と音の好好好

愛しいものに光を

マレーシアトランジット LCCの洗礼

今日は一日中移動の日。

早朝からミャンマー→マレーシア

マレーシア→スリランカ

という旅程で飛行機移動をする。

  

昨日早朝宿に着きロビーで時間を潰していたら丁度明日私と同じ時間に空港へ行きたい人がいてタクシーをシェアすることができた!

しかももう一人追加して、三人でシェアできることに。宿の人がタクシーも呼んでくれていて、何の努力もなく安くタクシーで空港まで行けた。

 

シュエヨーヴィンテージゲストハウスというところで泊まったが、本当にここのオーナーは親切だった。このオーナーに出会えてなかったら私のこの夜行バス強行旅もできていなかった。朝もお弁当をパッキングしてくれて、(しかもめちゃ美味しい)ヤンゴンでここ以外に泊まる理由がみつからない。まじでおすすめ。
それぞれ自分が泊まった宿情報は帰国してから各ページに追記していこうと思うので旅行する人はよければ後日参考にしてください。

 

んで、ミャンマー旅は日本で全く準備しておらずビザも日本出国当日に申請するという適当で行き当たりばったりな旅だったのだがインレー湖で五日市へ行けなかったことと音楽事情が残念だったこと、ロンジーを初日に買わなかったこと以外はまじで完璧な旅だったと思う。
(ビザはネットの情報によると5営業日くらいかかるし、それを印刷しなきゃいけないしでもしかしたら入国できないかもななんて思っていたが、申請して三時間くらいで取得できた。ミャンマー大使館ちゃんと仕事してて偉い!)

 

そんなかんじで感慨に耽りながら、エアアジアのチェックインカウンターへ行くも最悪な事態が発生。

 

LCCなので手荷物7kgまでは無料、機内預けの場合は別途5000円ぐらいかかるのだが、私の手荷物はまさかの15kgオーバー。手荷物制限を8kgも超えてしまっている。


スタッフに「荷物を捨てるか5000円払って預けるか決めろ」と言われる。絶対捨てたくない!でもこれ以上金なんかかけたくない!!!
というわけで、ちょっとでも捨てられるものを探して軽量化を図ることに。
でもまあ、半分以上のものを捨てるなんてのは無理ですわな。ちょっとお菓子とか下着とかを捨てたりしたぐらいじゃどうにもならなそうだ。だからと言って私が死ぬ気で頑張って買ったCDとカセットを捨てるなんてありえない。でも5000円は払いたくない。だってこのあとマレーシアでこの荷物を日本に送るお金だってかかるからね!!


ここで私のドケチ精神が発動。

とりあえず着込みまくって荷物を減量することに。


ジーパンの上から更にズボンを履き、持っているTシャツも全部重ね着をし、上着も持っている三枚全部着た。でも服の重みなんて大したことはない。問題なのはCDとカセットだ。ということでお腹にCDを入れ込み、完全に怪しい誰にも見られたくないスタイルが完成。歩くだけでCDがポロリと溢れそうなのを抑えながら、あくまでも澄まし顔で荷物の重量を測ってもらうと8.5kgぐらいだった。さすがに予定の8kg減量はできなかったが、7kgの減量に成功。空港の人にも許してもらえた!やった!そしてごめんなさい!!!
これ、誰かに怒られたら嫌だからちょっと経ったら消すかも↑

でもさ、私より体重重い人なんていくらでも居るし許してほしいものですよ。

 

この時ばかりは自分に諦めないドケチ根性があって本当によかったと思った。

もう着込みまくってるし焦りまくったしで変に汗が出て疲れてしまい、また体調が悪くなった気がした。

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載せ忘れたがヤンゴンで買った可愛い風邪薬

 

そしてヤンゴン空港からマレーシアのクアラルンプール空港へ到着。イミグレで一時間ぐらいロスしてしまい、実質クアラルンプール市内観光ができる時間は二時間程度だ。

空港から市内まではエクスプレス鉄道があるのでかなり便利。その間45分くらい見ておけば大丈夫!トランジットで結構時間がある人は出てみるのをお勧めする!

 

私は小5くらいの時10日間くらい?マレーシアへ行ったことがあった。その時はホームステイとホテルステイのちょっとした留学ツアーだったので移動もホストファミリーの車やリムジンバスだったためどこへ行ったかすらも曖昧だ。しっかり記憶に残っているのはホストファミリーの車でローカルのショッピングモールへ行ったことと国王に会ったこと、あと体調を崩してまともに色々食べることができなかったことだ。

この時私はまともに食事ができず(食べ物の味が慣れなかったせいもあり)よく噛んで食べることで少量でもお腹いっぱいになるというライフハックを編み出す。当時おやつ代わりにマックを食べることにハマって少しふっくらしていたのだが、帰国する頃にはコレのお陰で痩せていた。

それからというもの、少し太ってしまってもよく噛んで多少ダンレボを窘めばすぐに元の体重に戻っていたのに、今はそんな簡単にいきませんね、、、、

こちらに来て10日ほど経過して、腹五分目程度しか食べていないがいっこうに痩せる気がしない。ってこれ、似たようなことをインド旅の時にも書いた気がするわ。

 

話が逸れてしまったが、とにかく私にとっては15年ぶりのマレーシアだったのだ。昔使い切れなかったリンギットを握りしめ、いざ向かうはマレーシアの郵便局!

このくそ重いカセット群を送るという使命のために!!!

まあね、空港で止められて結果オーライだったからよかっただけの話だけど、マレーシアは国際宅急便を送る難易度がかなり低くて本当に助かった。

まず、チャイナタウンやセントラルマーケットというお土産ビルの最寄駅pasar seniに大きい郵便局があって駅から連絡通路までできている。

郵便局自体もかなり綺麗で、全然空いていて快適だった。梱包用のダンボールやテープもここで買えるし、EMS、SAL便、船便を選ぶことができる。

 

中国の時みたいに中身を見られていちいち説明したりもちろん別のところまで移送される羽目にもならなかった。ていうかインボイスも書かなかったな、、重量計って住所書いてお金払って伝票もらって はい、終わり!みたいな。

むしろ大丈夫なの?ってぐらい簡単だったので心配になったほどだ。

 

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そして残った時間はチャイナタウンとセントラルマーケットを散策。セントラルマーケットにはDHLのカウンターもあった!なんて便利なの、、、

食品や土産物の物価もかなり安く感じたので次回の買い付け旅はマレーシアにしてもいいかもしれない。ただ、イスラム圏なのに水タバコが全面禁止になってしまったのが痛いな、、、

 

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チャイナタウンで食べた亀ゼリーおいしかった

 

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そんなこんなで一安心、またセントラルマーケットでしょーもないお土産を買い込んで重くなってしまったバックパックを背負って空港へと向かったのであった。