光と音の好好好

愛しいものに光を

心の行方

お判りの通り、わたしゃ疲弊しきってましてね、もうミャンマーで体調悪くなった時から、これスリランカついてちょっと心が落ち着いたらたぶんより体調悪くなるんだろうな、、と予想していたのだけど、まあ芳しくないよね。

でも、ヤンゴンで町歩きして熱っぽかった時よりはマシなのかもしれない。食事は殆ど受け付けないが、熱っぽさはない。スリランカの方が涼しかったのもよかったのかもしれない。

 

結局1つ前の日記を書いて、ひとり快適な部屋で横になっていたらだいぶ気持ちは晴れた。

あの後宿に日本人の女性2人組が来て、夜ご飯も3人で食べられた。

でもぶっちゃけ、私は2人以上で楽しく旅をしている女の子が苦手なんですわ。だって楽しそうじゃん?宿代もシェアできるから、私が無理してきたねー共同風呂のドミトリーに泊まっている値段とほぼ同じような金額で綺麗なホテルに泊まっていたり、私がきたねーローカルバスで現地人とおしくらまんじゅうみたいになって移動して必死に辿り着いた場所に、簡単にタクシーチャーターで効率よくまわっていたり。

いや、これはディスってるわけではなくて羨ましいんですよ。私は何回も言っているけどそこまで好きで一人旅をしているわけではない。昔は好きだったかもしれないが、少なくとも最近はそうではない。てかその都度一人旅も楽しんではいるが、かつてのブログ記事を読み返すと今度は大切な人と行きたいな、とか書いてるからね。まあ基本的にそんなスタンスなわけだが、一緒に行ってくれる友達がいないから仕方なく一人で旅に出てるんですよ。

 

簡単に式にすると、

海外へ行きたい>誰かと行きたい

 

ってかんじで本当は誰かと行きたいんだけどそれよりも海外へ行きたい欲が勝っちゃうから我慢できず行くって感じ。短期間なら寂しくないんだけど10日以上経つと毎回辛くなってくるね。

(流石に誰でもいいわけではなく、感性が合わない人と行くぐらいなら一人旅の方がよいとは思う)

 

で、夜ご飯は一緒に食べられて嬉しかったけど彼女たちが結構優雅に良いホテルとかに泊まっているのを聞いてちょい辛度(つらど)が上がってしまっていたのだと思う。

 

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泊まった宿は素晴らしくて。この旅のクライマックスかなー?っていう感じだった。もう色んなことでちょっとおかしくなっちゃってた私でさえも自然に笑顔になってしまったぐらい最高に美味しいスリランカ料理を食べたあと、ホテルの全ての電気を消して蛍鑑賞をしたのね。

 

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パパイヤにカットマンゴーをインして更にその下にはアイスまで入っていた。今思い出しても美味しい

 

その道中、夜中にだけ咲くお花の匂いを嗅いだりして(ミッドナイトリリーというらしい。素敵すぎる)蛍も綺麗で素晴らしかった。

 

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かなり広い素晴らしい庭の通路

 

 

でもそこで、私は久我山のピカピカ祭りを思い出すのね。名前がやばいけど、久我山では毎年6月頃に蛍を神田川沿いに放流して鑑賞するっていうイベントがあって。久我山には四年間ぐらい住んでいたけれど、ピカピカ祭りがあった時のタイミングっていつも何かエモーショナルになるような出来事があったのでそれらを思い出したりしちゃって。

 

宿は全然wifiが繋がらなかったからコテージの外に出て蛍を見ながら専用の椅子に腰掛けてごく僅かなwifiで日本にいる人に電話をしたりして。

 

寂しくなったのもあったのかもしれないが、それよりも待っててくれる家族がいる有り難さとか、自分がこれまで生きてこられたことやこうして旅に出られていることに関わる全ての要因に対して感謝の気持ちでいっぱいになって、切ないんだけど暖かくて泣けてきてしまった。

 

そんなかんじで一つ前の日記はかなり投げやりに終わってしまっていたのだが、一つ旅の折り返し地点にきたんだな、という感じがした。

 

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私がエモくなった場所(夜)

 

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エモくなった場所(昼)